爪の傷害がある際に用いられる医療技術です。
ネイルの技術としてもよく使われていて、その場合には通常「スカルプチュア」と言います。
実質的な方法は医療用でもネイル技術でも同様のもので、爪の上にネイルリキッドとネイルパウダーを使ってアクリル樹脂を貼り付けます。
このアクリル樹脂の硬度を利用し、爪の矯正などを行ったり、ネイルアートをしたりするわけです。
さて、本項では医療用に用いるケースについて、少し詳しく見てみましょう。
人工爪を用いて治療する爪の症状には、陥入爪、巻き爪、鈎彎爪などがあります。
いずれも、現在の爪を切ってしまえば治る、というものではありません。
下手をすると、爪を切ることによって悪化してしまうことすらあります。
特に陥入爪は一度、爪を深く切ってしまったときに皮膚が盛り上がってしまい、そこに成長した爪が刺さることに端を発するので、その後の痛みを除去する爪切り自体が悪循環を作り上げてしまいます。
その悪循環を断ち切るための治療が、この人工爪です。
健康的、理想的な爪の形を人工爪として作り、今後に新たな爪が生えやすい土台を形成します。
治療中も見た目は自爪と比べても遜色ありませんので、人の目を気にする必要はありません。
また爪を根元から生え替わらせるため、日頃の爪のケアを怠らなければ再発率も非常に低くなります。
この矯正については、病院だけでなく一部のネイルサロンでも行われています。
爪の健康は日々のストレスにもつながりますから、巻き爪などで悩みのあるときにはできるだけ早く医師やネイリストに相談しましょう。
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